単眼鏡の各種買取を開始しました!
当店では天文用のほか、あらゆる観測に使う光学機器の買取も実施しております。
その中で単眼鏡は取り扱いが可能か?というメールやお電話で確認のご連絡を頂戴することがあります。
その際のご返答としましては、あらゆる単眼鏡の買い取り・お取り扱いに努めておりますが実際に買取が決まるアイテムは望遠鏡よりもかなり限られているのが現状となっております。
下記では買取成立になるもの・ならないものを一部の例をとってご紹介させていただきます。
そもそも単眼鏡とは?
双眼鏡と混同されることもありますが、両目で見る構造の前者に対して、単眼鏡は天体望遠鏡と同様、片目で見るものがほとんどです。
では単眼鏡と望遠鏡の違いは何か?というと、赤道儀や架台と組み合わせて使うのが前提の望遠鏡ですが、旧来の単眼鏡はより古典的な構造でトラベル用など手軽で簡易的な使い方を想定して作られたものが目立ちます。
査定対象となる単眼鏡
以前同ブログ内で買取告知させていただきましたが、この類のお品物の中では多機能かつより高度な観察に使われるフィールドスコープがダントツの人気となっています。
また、ブランドによっても需要が偏っていて現在、同様のもので間違いなく売り値が付くものはスワロフスキー、KOWA、Leica、ZEISSになります。
もちろんこれだけではなく鑑賞用のアンティークスコープも趣向を凝らした作りのものや100年以上前に作られたようなヒストリック的な要素があるケースであればとてつもない高値査定になることもあります。
現行のものの買取額は基本的にクラスや用途によって大きく変わってきます。
標準機で1~5万円代、高級品となると買取額が20万円を超すことも珍しくありません。
屋外で使うことがほとんどの多い単眼鏡ですが、観測中に落としてしまったり、かなりハードに使い込まれている状態だと査定の際に減額点になってしまうこともあります。
性質上、程度がいい中古はとても重宝される傾向にあり、買ったのはいいもののほとんど使う機会がなく手元に置いてそのままといったような単眼鏡は次のユーザーにとってお宝です。
買取価格が付かない可能性の高いお品物
現在、新品の実売価格が1万円以下のものや無銘ブランドの物についてはお取扱出来ない結果となることがほとんどです。
廉価製品は中古を求める方が少ないという理由から評価することが厳しい状況です。
ただ、安価であっても一流ブランド物であれば売れるお品物も存在します。これから単眼鏡を売ろうとお考えのお客様に少しでも参考になれば幸いです!