国内天文メーカーのVixenの評判や買取について

ビクセンはその高い技術力と独自の美学から、アマチュア望遠鏡の分野では早い段階からトップメーカーという立場を担い、世界的にも大きな影響力を持つまでの存在となっています。
特定のクラスに絞らず、初心者から上級者まで実用性の高い天文アイテムを世に提供しています。
Vixenの特徴
1949年に光学機器を扱う業務を始め、1950年代に入ると販売網を海外に広げ、正式にVixenという名で知れ渡るようになるのは1970年に入ってからだったようです。
初期のころは屈折式望遠鏡で成功を収め、営業からわずか数年で国から表彰を受けるなどの快挙を遂げています。
1970年代からは反射式のポラリスというパッケージを発売しました。当時は今ほど天文についての情報は得られませんでした。手探りで不安ながらも天体望遠鏡を楽しみたいというビギナーにとってポラリスシリーズは強い味方といえる存在で、ユーザーをさらに増やすことに成功。これによってVixenの規模はより大きなものとなりました。
中でもドイツ式赤道儀の技術力においては際立ったものがあり、1983年から発売されたスーパーポラリスに「スカイセンサー」という天体導入システムをいち早く取り入れました。現在でもVixenが世に提供する一連の望遠鏡機器はユーザーのニーズに応えるものばかりで業界の水準となっています。
買取高価対象品
こちらではVixenの買取の中でも特に売れやすいモデルをご紹介します。
最もユーザー数の多いGP/SX赤道儀については以前買取告知させていただいたのであえてそれ以外を取り上げさせて頂きますね!
アトラクスシリーズ
中級~上級ユーザーの使用を想定した高級赤道儀です。
アマチュア向けとしては最上クラスのモデルとなり現在5世代目まで進化を遂げたVixenの主力機種。
品質・機能的な精度はもちろん、次世代のSTARBOOKはモーターとの連動や操作性も好評です。
Vixenのマウントの中でも現行のAXD2はかなりの高額製品のため、中古を求める方も多く見受けられます。
アストロワンでは現在は最初期のものから現行のAXD2まで買取が可能です。
SXP・AXJ
AXJは最上位のAXDの性能を承継しながらも本体のサイズとコストを抑えたハイパフォーマンスモデル。
そしてSXPはよりコンパクト性を重視した機種でいずれも上級クラスと同様のSTARBOOK TENを装備し、ユーザーの多いマウントとなっています。
FL-102
Vixenの屈折式鏡筒の中で長らく買取価格を保持しているのがこのFL102。
初出は1985年ごろと、既に30年以上も前のものにも関わらず
フローライトシリーズの最高級品で国内のみならず海外からの支持も熱い。
他にも査定可能なVixen製品は盛りだくさん
ハイアマチュア向けのGAIAXという超大型赤道儀やそれに合わせたVMX330Lといった大型タイプはもちろん
GP赤道儀などの数十年経ったものであっても現在買取が可能です。
長年使わずにそのままにしてしまい、レンズの曇りや赤道儀の固着など問題がある状態でも業界よりも大幅に高額査定ご提示が可能です。